《八犬伝》悪女・妙椿
化 SR 妖力35妖術:絢爛悪女の大妖術
【《八犬伝》悪女·妙椿】はっけんでん あくじょ
みょうちん
曲亭馬琴『南総里見八犬伝』より。墓田素藤という悪漢
と夫婦となり、里見家を苦しめた悪女。もとは八房と同
じく玉梓(たまずさ)の怨念が宿った狸で、八房の育ての
親。
※イベント『夜行衆征伐 彷徨いの幻影獄 ~囚われの夢
幻忘年会~』に登場。妖界では、遊郭を切り盛りしつつ
自ら遊女として働いていたが、今は『隠神刑部』の遊郭
の遊女筆頭として働く。
「あら?百鬼夜行のお頭じゃないかい。ちょっ
とウチで遊んでいきなよ。
......え?遠慮しとく?なんでさ?じゃあ、二人
で飲みに行くっていうのはどうだい?この前、
迷惑かけた礼もしたいし、私の奢りなんだ、い
いだろ?それも駄目?なんだよ、あの狐の嬢
ちゃんが気にかかるのかい?
私は『籠池の狐』なんかと違って、大人の色香
で気持ちよく酔わせてあげるよ♪だから、いいだ
ろう?」
「この『甕襲(みかそ)の玉』が何故まだ使えるか
だって?.... 確かに、先の事件で私の中に復活
した『玉梓(たまずさ)の悪意』は伏姫によって清
められ、妖術は使えなくなるはずだった。だ
が、伏姫が言うには、妖術使いだったという記
憶は残ったままだから、妖術が使えるんだと
さ。なんだかよくわからないがね。
でも、安心しておくれ。妖術で人を惑わし、意
のままにしようなんてもう思ってない。これか
らは妖術なんて使わずに自分の魅力で男を惑わ
してやるさ。」
「妖界に来てすぐの頃の私は、ただ見てくれが
良いだけの化け狸だった。それが夜行衆やあん
たたちとの出会い、八犬士との再会によって、
かつての記憶が呼び起こされ、再び妖術使いと
なれた。もう夜行衆と関わるのは御免だけど、
あんたたち百鬼夜行に対しては違う。
めいいっぱいあんたのために尽くしてあげよう
かね。私の気が変わらなければ、だけどね♪」

あやかし百