《八犬伝》犬飼現八
化 SR 妖力35妖術:信·守りの武術
【《八犬伝》犬飼現八】はっけんでん いぬかいげんぱ
ち
曲亭馬琴『南総里見八犬伝』より。八犬士の一人で、珠
は「信」、牡丹の痣の位置は右の頬。
武芸に優れ、捕り物の名人として登場。八犬士「犬塚信
乃」との城の屋根上での決闘は、多くの浮世絵、錦絵に
書かれ、劇中屈指の名場面とされている。
同じ八犬士の「犬田小文吾」とは幼馴染かつ乳兄弟であ
る。
「俺の名は『犬飼現八』。珠に刻まれた文字は
『信』、牡丹の痣は右の頬。人間界にいたこ
ろ、武芸十八般、ひととおりの武術をおさめて
いる。その力をもって、どんな窮地からもお前
たちを必ず救い出してみせる。
さあ、次の鉄火場はどこだ?」
「信乃と出会い、八犬士として旅を始める前、
俺はとある城の獄舎で働いていてな。俺はそこ
でいろいろな人間を見た。心の清い者、醜い
者、謀略に巻き込まれ無念の死を遂げるもの。
だから俺は、相手が信用できる妖怪かどうか、
その目利きには自信を持っている。
そんな俺が認めた妖怪がお前だ。自信を持て。
堂々としろ。」
「百鬼夜行の頭領よ。俺はお前の爪であり、牙
であり、そして友だ。本来ならば頭領であるお
前のことを『友』というのは間違っているのか
もしれない。だが、お前の強みはこの距離感な
のではないかと俺は思っている。
おしゃべりは終わり。ケリをつける時間だ。い
くぞ、十手術、流水幻星 !! 」

あやかし百