イジコ
怪 R 妖力19妖術:上から嬰児籠
【イジコ】
青森県津軽地方に広く伝わる妖怪。木から嬰児籠(いじ
こ·農作業中などに赤ちゃんを入れておく藁製の籠)が
ぶら下がり、真っ赤に燃え上がっているというもの。中
からは赤ん坊の泣き声や、男のうめき声がするという。
「はーい!イジコだよ!イジコねえ、木にぶら
下がってぶらーんぶらーんってするのと、お友
達と遊ぶのが好きなの!あとね一、びよーんし
てどーんする遊びするの、楽しいの!ねえね
え、一緒にやる?」
「びよーんしてどーんする遊びはね、こうやっ
て、ずーっと上に登ってから、せ一ので、どー
ん !!… って木から落っこちるの。そうする
と、紐がびよーんってなったり、下の人が
わ一って驚いたりして、楽しいの!」
「えー、この骨?むかしねー、イジコと遊んで
くれた、お兄ちゃんだよ。遊んでたらだんだん
骨になっちゃったから、頭の骨だけ拾ってきた
の。籠のなかで一緒に遊ぶお友達だよ♪ほらお兄
ちゃん、おかしらさまにご挨拶しましょうね一
♪」

あやかし百