一言主
妖 SR 妖力35妖術:一言成就
【一言主】ひとことぬし
日本の神。悪事も一言、善事も一言、言い離つ。一言の
願いであれば何でも聞き届ける神とされる。
『日本霊異記』では役小角に「山と山の間に橋をかけろ
と」無茶振りされ、これに不満を持った一言主が朝廷に
「役小角はよからぬ奴」と嘘をつき、役小角は流刑に
なった。一言主は役行者に長い間呪法で縛られた。
※イベント『闘鬼開放!役小角と波乱の妖界音楽祭』に
登場
「役小角は我を呪法で縛りつけただけでなく、
それをすっかり忘れて放置しておったのじゃ。
いつ解けるとも分らぬ呪縛の恐怖を、人間に封
印されるという神としてあるまじき屈辱を......
忘れることなどできようか。
きゃつの力が弱まり封印が解けた今こそ、天罰
を与える好機。貴様らに恨みはないが、我の邪
魔をするのなら容赦はせんぞ!」
「ほう、引かぬか。人間ごときに封印された神
だと我を甘く見ておるな?
我の力を知り、我を恐れるがよい。
我が名は一言主。悪事も一言、善事も一言、言
い離つ神である。
一言成就の秘法を我が身、我が願いによって此
処に成さんー–
百鬼夜行に天罰を!」
しかし何も起きなかった!
自身の願いを叶える力は現在、役小角によって
禁止されているようだ。
「天罰も与えられぬとは......人間に封じられた
という汚点のせいで、神格が下がりすぎたのか
もしれぬ。まずは衆生の願いを叶えて信仰を集
め、我が神格を上げる。復讐はそれからじゃ!
今の我でも己の願いではない願いならば、叶え
られるはずじゃ。よし、そこな百鬼夜行。一言
の願いを我に乞うてみよ。一言成就の神力にあ
やからせてやるぞ。
ただし願いは謙虚であることが重要じゃ。小角
のような無茶振りをする者がいれば即刻天
罰 ......は今は与えられないから、嫌味を言う
ぞ!一言一言ネチネチとな!」

あやかし百