七人ミサキ(緑樹)
怪 HR 妖力25妖術:花開く新緑のマントラ
【七人ミサキ(緑樹)】しちにんみさき りょくじゅ
高知県を中心とした四国および中国地方でいう、おもに
水辺に出る亡霊の一群。一人取り殺せば一人成仏できる
というルールの下、常に七人組で彷徨いつづける。その
多くは春秋の彼岸、あるいは夏のお盆の季節に出るとい
われる。遭遇しただけでも高熱を出して死んでしまうと
も。その正体は溺死者や平家の落人など、場所によって
さまざまに伝えられる。
妖界の、死招(しまね)海岸の七人ミサキは、七人ミサキに
は珍しく平和な一群。大抵はもっと殺伐としており、話
が通じないことも多いとか。
※イベント『真夏の牡丹と七人ミサキ』に登場。死招(し
まね)の七人ミサキの一人。青葉と二人で参謀職を務めて
いる。外見の割りに口が悪い。
「一時的にとはいえ瘴気を祓い、僕を正常に戻
してくれてありがとうございます......と言うべ
きなのでしょうね、本当は。けれど僕は、青葉
さんを負かすため、望んで瘴気に呑まれたんで
す。…少なくとも最初は。だから感謝はしませ
んし、むしろ最期の真剣勝負を邪魔しないでく
ださい朴念仁、という気持ちで一杯です。」
「青葉さんとは生前からの腐れ縁ですよ。同じ
寺で小坊主をし、いろいろと小競り合いを繰り
返し、最後は同じ船で沈みました。けれど基本
的に青葉さんの方がいつだって一枚上手だった
んです。手習いも、かけっこも、住職からの覚
えだって…。だからどうせなら最期まで出し抜
いて、僕より先に成仏して勝ち逃げしてくれれ
ばいいんですよ。そうすれば、やっと静かに過
ごせるんですから。」
「…ぶつぶつ文句を言いましたが、赤光と桃花
がなついてる以上、信頼に値する相手であるこ
とは明白なんですよね。仕方ない。死招七人ミ
サキ·参謀役、緑樹。成仏する権利を得るまで
の短い間ですが、あなたのお手伝いをしないで
もありません。」

あやかし百