侘助蔵
化 HR 妖力24妖術:杯酒解怨の宴
【侘助蔵】わびすけぐら
宮城の伝説。槍持ち(槍を運ぶ役職の従者)の侘助とい
うびっくりするほど大酒のみの男が居て、評判を聞かれ
て殿様の前で吞めるだけ呑むことになった。男は喜んで
人の胃に収まりきらないほどの量を飲み干したが、その
まま眠って死んでしまった。殿様の命で解剖してみたと
ころ胃の中からは大きな瓶が出てきたという。なお、侘
助蔵はその瓶をしまった蔵についた名前。
※イベント『あやかし青少年遊戯譚 皐月の運動会』に登
場。
「あちきは酒が無限に入る瓶(かめ)が元の妖
怪だ。見なよ、酒樽みたいないい身体してるだ
ろう?酒は百薬の長、この世の憂いを忘れさせ
る霊薬だ!その祝福を一手に受けるがこの身と
すれば、ただただ吞むより他ないね!」
「さん~さ~しぐ~れ~か、かやののあ~め~
か ~… あっはっは!あんたも飲みなよ、楽しい
よ?今日はいい日だ!こんなに花が咲いてい
て、こんなに風が気持ちいい!吞んで騒がずに
いったい何をするってんだい!」
「うう…今は話しかけないでくれ.頭に響く。
いくらあちきが無限に酒の入る瓶(かめ)とは
いえ、人の姿を取ってる以上限界はあるんだ…
あるんだけど…呑んでるうちにそんなこと忘れ
ちまう…。ええい、こんなときは迎え酒だ。そ
この瓶取ってくれ…うう…っえ。」

あやかし百