夜叉若
妖 SR 妖力35妖術:夜叉の羽衣
【夜叉若】やしゃわか
夜叉若という名の山寺の寺小姓は十四~五歳の頃から飲
食を断ち、夜な夜などこかに出かけた。山寺の住職が夜
叉若の後をつけると、墓地で死体を掘り起こして食べて
いた。寺の者総出で夜叉若を捕らえようとしたが、山中
に姿を消しそのまま行方知れずになったという。
江戸時代中期の怪談集『模文画今怪談』に登場。
「......算盤小僧だったよな?
百鬼夜行にもいるんだな、人間だったやつ。
そりゃ分かるさ、俺もそうだからな。俺は人の
死肉を食って生きながら鬼になった。
お前は?算盤で住職でも殴り殺したか?」
※エピローグ公開後に完成版に切り替わります。
「山寺の奴らに追われた時、人の皮をかぶった
鬼だの何だのって和尚が気狂いみたいに叫んで
たっけな。
笑えて仕方なかったぜ、本物の畜生外道はどこ
の誰だよってな。」
※エピローグ公開後に完成版に切り替わります。
「俺は俺の魂が穢される前に人であることを辞
めた。追われたわけじゃない、捨てたわけでも
ない、諦めたわけでも失ったわけでもない。
これは俺の選択だ。自ら選択し、そして得たん
だ。この人のものでない命と力を!
食われる前に食わなきゃ馬鹿だ。やられる前に
やれの精神で生きようぜ!ナア?」

あやかし百