木の下の薬師
妖 HR 妖力24妖術:薬師の塗り薬
【木の下の薬師】きのしたのやくし
過去の妖怪横丁付近の薬木林で薬屋を営む薬師。兄が家
を出て意気消沈していた折、百鬼夜行との出会いを果た
した。
「木の下の薬師」は宮城県仙台市に伝わる伝承。昔人々
を困難から救った僧がいたが、去り際に名を名乗らず
「宮城野木ノ下の僧」と答えた。その正体は薬師如来の
化身とされている。
「気付け薬に傷薬…オレの作った薬はよく効く
でしょ?腹痛、頭痛等々、体の不調で困った事
があったら頼ってよ。薬屋として力になれると
思うから。ああ、もちろん薬の御代は頂くけ
ど。」
「意外と腕は確かって失礼だなあ、オレはこう
見えても薬師によ…うわっ、蛇!ちょ、ちょっ
と君、これ取ってよ。え、克服する練習?自分
でどうにかしてみろって?嫌だよ、意地悪!
もお~兄さんは全部やってくれたのに !! 」
「オレが薬の神なら兄さんは病の神みたいなも
のでさ、一緒にいたら薬屋の心象が悪くなるか
らって言って家を出たんだ。百鬼夜行の旅の道
中、兄さんに会ったら教えてくれないかな。薬
屋をやめることは出来ないけど…本当に、兄さ
んには会いたいんだ。」

あやかし百