河小僧
妖 R 妖力19妖術:がんばるお手伝い
【河小僧】かわこぞう
『中京民俗』第17号より。岡県引佐郡引佐町(現·浜松
市)の水怪。久留女木というところの大淵という淵に住ん
でいた。夏の夕立のときに付近の住民の洗濯物を取り込
むのを手伝ったりして、非常に親しくしていた。蓼汁が
苦手で、あるとき誰かがためしに河小僧に飲ませたとこ
ろ、急に苦しんで死んでしまった。悲しがった住民たち
は、山の中腹に丁寧に葬ってやった。しばらく経つとそ
こから泉が湧き、住民の生活に大いに役に立ったとい
う。
※イベント『夜叉ヶ池の花嫁』に登場。
「こっちの着物は未の刻、こっちの帯は申の刻
にお届け.よし、キレイにできたぞ一 !… は
い、僕に何か御用でしょうか?ああ、僕は河小
僧!洗濯が大好きなしがない妖怪ですよ♪」
「全部僕が洗濯したのかって?そうです、僕が
ぜーんぶやりました!いわば、趣味?お日様の
ニオイをたくさん吸って、ピカピカふかふかに
なった布を見ると嬉しくなるでしょう?」
「せーんたくせーんたく!じゃぶじゃぶじゃぶ♪
良かったらお頭様のお召し物も、僕に洗わせて
くれませんか?今日のような晴天の日はたくさ
んたくさん洗濯したいんです!」

あやかし百