笹魚(葉月)
化 SR 妖力32妖術:笹の葉覚醒
【笹魚(葉月)】ささうお はづき
東随舎『古今雑談思出草紙』より。飛騨(岐阜県北部)の平
湯というところの熊笹に発生する魚のような形をした
房。雪解けの谷水につかると節から離れ、岩魚に変化し
て泳ぎ出したという。正体は虫こぶと考えられる。
※イベント『妖界八犬伝 縁日横丁を封鎖せよ!』に登
場。呪符の力で疫鬼に操られていた。
「はあ。疫鬼の洗脳、解いてくれてありがと
ね。まだ頭ががんがんする......ちょっと泳いで
頭を冷やしてこようかしら。
あ、この川は深いけど、心配しなくて大丈夫
よ。私は一応魚の妖怪だから。川を泳ぐのはお
手の物だし、魚を釣るのもお手の物
......のはずなんだけど、今日は朝から全然釣れ
てないのよね。まあ、こういう日もあるわ。」
「笹魚っていうのはね、もともとは笹に出来た
大きな節なの。大きいものだとタケノコくらい
の大きさになるわね。雪解けの頃なんかにそれ
を川につけると、岩魚となって泳ぎだすのよ。
たまに何も知らない人間がなんとなしに節を川
に浸したら、泳ぎだして腰を抜かす......なんて
こともあるのよ。
それが面白くて、わざとただの節のふりをして
いる笹魚もいるくらいなの。私も人間界にいた
頃は時々そうやって遊んでいたわ。」
「......やった!魚が釣れたわ!
今日は全然、ひっかからなかったのに、あなた
と話していたら急に来るなんて......。もしかし
たら、あなた、強運の持ち主なのかしら?
ねえ、確か百鬼夜行の仲間を探してるって
言ってたわよね?なら、私も一緒に連れて行っ
てよ。
あなたと一緒なら、なんだかとっても良い旅に
なりそうだもの♪」

あやかし百