面が渕
妖 R 妖力20妖術:悪天候の予知
【面が渕】めんがふち
秋田県に伝わる。米代川の急流に面が渕と呼ばれる場所
があり、天気が荒れると渕から赤い面が浮かび上がって
きたという。渕を渡ろうとした坂上田村麻呂が面を落と
し、その面が渕の主になったとされる。
※イベント『炎禍の吊るし雛』に登場
「し一っ、静かに。動いてはいけないよ。
どうしてってメダカを見つけたんだよ。産卵期
が近いからかずいぶん元気だね。ふふふ、可愛
い~。
久しぶりのお目覚めだし、せっかく下流に下り
て来たんだもの。こうして天気の良いうちに遊
んでおかないと♪」
「僕が悪天候の予知しかできないザコだと思っ
たら大間違いだよ。僕の本当の力を見せてあげ
よう。くっ、ハアア......そいやっ!
出来た!ほらね、見てごらん!こうやって水を
丸くすることだって出来るんだ!
えっ、この先どうなるかだって?ははは、先な
んてないよ?これが僕の限界だ!」
「我の目覚めは嵐の前触れ......荒れるな。
ねえ、今の感じどうだった?何がって君もう忘
れちゃったのかい?僕の修業に付き合ってくれ
るって言ったじゃないか。
そう、修行だよ。今は威厳ある渕の主らしい登
場の仕方を練習してたとこ。で、どうだった?
畏怖かった?」

あやかし百