[頼光十本刀]フジル
怪 SR 妖力36妖術:我流の狂刃
【[頼光十本刀]フジル】よりみつじゅっぽんがたな ふじ
る
アイヌに伝わる妖怪。皮の衣をまとった人間に似た姿を
していて、太刀を持っている。山上の縦穴に棲んでい
て、夜間行動して人々に害をなすといわれている。
「こんな朝っぱらから何の用だよ。
ったく眠いったらありゃしねえ......ああ?もう
昼だあ?知るかよ、俺はもともと夜行性なん
だ。
頼光公の元についてから生活リズムが狂いまく
りで眠いんだよ。」
「俺ら頼光十本刀と百鬼夜行で実践訓練?
俺は構わねえが、本当に良いんだな。この太刀
を抜いたからには手加減なんてしねえぞ。
頼光公の手前命までは取らねえが、流血沙汰は
覚悟しておけよ。ま、後でハヤテに薬もらっと
けば大丈夫か。」
「頼光公の元で十本刀として仕えているのは、
俺をつまらねえ壺に封印しやがった果心居士を
探すためだけじゃねえ。
なぜだか分かるか?俺が勝負を挑んで負けたか
らだ。あの人間に喧嘩ふっかけて負けたから、
こうしておとなしく仕えているんだ。弱いって
のはそういうことだぜ。だから俺は力を求め
る......下克上は大歓迎だって頼光公も言ってた
しな。
経験が糧だと言うのなら、テメェらも俺の糧
だ。覚悟はいいな?
北の土地より馳せ参ず、戦慄の剣豪フジル......
いざ尋常に勝負!」

あやかし百